GENKI★マガジン 健康コラム
健康コラム
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★★★「子どもの急病 ~ホームケア~」★★★ 最近、生活の中での安心・安全は欠くことの出来ない、関心の高い 要素となっています。とりわけ、医療のような健康生活に直結する問題 となりますと一段と注目度も高まりますが、“小児科医が足りない” “地域医療が危ない”などの報道に接しますと、その事態に対処する ためにも、核家族の中で忘れられつつある「子どもの急病に対する ホームケア」について少し考えてみたいと思います。 まず、子どもの病状を知るポイントは、笑顔・顔つき(表情、顔色) ・機嫌(目の表情、遊びの中の活気)・食欲(哺乳状況)・唇の乾き・ 尿量(オムツの濡れ具合)などです。そこで、「発熱」は子どもの病気 で最も多い症状ですが、子どもは大人と違って熱発に対して意外と強い こと、熱はからだが病原体に対処している反応であることを忘れては なりません。元気で皮膚色も良く、特別な症状が無ければ様子を見る ことを基本に、頭部を濡れタオルで冷やす・手足には衣類を掛けない・ 水分を良く補う(市販のスポーツ飲料や乳児用イオン飲料・お茶)などを 実施してみます。熱性けいれんの心配もありますが、安易な解熱剤使用は 避けた方が良いと思われます。 次に多いのは「おう吐や下痢」ですが、これも前述しました“病状を 知るポイント”を参考にして十分な水分補給が一番大切です(少量ずつ、 頻回に)。その際、注意しておいて頂きたいのは血便の有無で、 もし有れば早期の医療受診が勧められます。 子どもの「ひきつけ(痙れん)」も多い症状ですが、一般にひきつけ 自体による生命への危険度は低いとされています。驚いてからだを 揺すらない・舌を噛むことの防止目的で口の中に物を押し込まない・ 衣服を緩めて呼吸を楽にするなどが大切で、けいれん発作が収まって から医療機関を受診するようにします。 子どもの救急外来受診が勧められる場合をまとめますと、 (1) けいれん発作(熱の有無にかかわらず) (2) 意識がおかしい (3) お腹を激しく痛がり、血便がある (4) 元気が全くなくて水分を摂ろうとしない (5) 事故(誤飲・転落・窒息・溺れ)などが考えられます。 適切な時間外受診を利用することで、地域の救急医療体制を守りたい ものです。 県内各自治体では、「休日夜間急病診療所」の整備・充実や 小児救急電話相談(毎日19時~22時、083-921-2755または#8000)、 そして、“子どもの救急~お母さんのための救急&予防サイト” (http://kodomo-qq.jp/)などを利用されることをお薦めします。 ----------------------------------------------------------------- 今回は、「山口県山口健康福祉センター 所長 上村さん」に 寄稿していただきました。ありがとうございました。
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