GENKI★マガジン 健康コラム
健康コラム
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★★★ ノロウイルスQ&A ★★★
Q ノロウイルスとは?
A 直径が25nm~35nm(1nmは1mmの100万分の1)という電子顕微鏡
でしか見えないごく小さい球形のウイルスです。
Q ウイルスの感染経路は?
A 患者の吐物や下痢便が床などに飛び散り、その飛沫を吸い込むこと
によって感染する飛沫感染や、汚染された手指、物品等を触ることに
よって感染する接触感染、また汚染された飲料水や食物を食べること
で感染する経口感染があります。
Q ウイルス感染の特徴は?
A 感染力が強く、少量の菌量(100個以下)でも感染します。
感染者がすべて発症するわけではありません。
食品内で増殖せず、人の腸内で増殖します。
食品で繁殖するわけではないので、食品の鮮度には関係ありません。
抗体は出来ないので何回でも感染します。
Q どのような症状があるの?
A 潜伏期間(感染から発症までの期間)は、数時間~数日(平均1~
2日)です。主な症状は、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢であり、発熱は
軽度です。血便は通常ありません。
一般的に、これらの症状が1~2日続いた後治癒します。
また、感染していても発症しない場合(健康保菌者)や、軽い風邪
のような症状の場合もあります。
Q どうすれば予防できるの?
A ○トイレの後、食事の前、調理の前、おむつ交換の後、そして
嘔吐や下痢便の処理の後などは、流水、石けんを使って充分に
手洗いをしましょう。
○食品は、85℃以上で1分間以上加熱しましょう。
○調理器具等は洗剤などを使用し、充分に洗浄した後、塩素系
漂白剤で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。
塩素系漂白剤は直接素手で触れないよう、台所用ゴム手袋を着用
しましょう。その後、器具は流水でよくすすぎます。また、まな板、
包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は、85℃以上の熱湯で1分
以上の加熱が有効です。
○患者の吐物やふん便を処理する時は、使い捨てのマスクと手袋を
着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐物を
ペーパータオル等で静かに拭き取ります。ふん便や吐物が付着した
床等は、塩素系漂白剤で浸すように拭き取ります。拭き取りに使用
したぺーパータオル等は、塩素系漂白剤を希釈したものに5~10
分間浸けた後、処分します。
また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に
入って感染することがあるので、吐物やふん便は乾燥させないこと
が重要です。
なお、エタノールや逆性石けんは、ウイルスの失活化にあまり
効果がありません。
Q 発症した場合の治療法は?
A 現在、このウイルスに効果のある治療薬はありません。このため、
通常、対症療法が行われます。特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、
脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養
の補給を充分に行いましょう。素人判断で下痢止めや吐き気止めを
飲まないようにしましょう。(かえって回復を遅らせることがあります)
詳しくは、厚生労働省HP「ノロウイルスに関するQ&A」をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf
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今回は、山口健康福祉センター 難病班 吉田さんに
寄稿していただきました。
ありがとうございました。
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