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GENKI★マガジン 健康コラム

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健康コラム

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★★★ もっと知ろう!AED ★★★

●AEDとは
 わが国で年間3万人以上と推測される心臓突然死の多くは、心室
細動という重症不整脈により引き起こされています。
 正常な心臓は、毎分60~70回の頻度で収縮と拡張を繰り返し、全身
の臓器に血液を拍出する「ポンプ」の機能を果たしています。
 しかし、心室細動では心臓は無秩序に細かく「けいれん」するので
ポンプ機能が失われ、意識や呼吸は即座に停止し(心肺停止)、やがて
死に至ります。
 心室細動の唯一の治療法が、AED(自動体外式除細動器)を用いた
電気ショック(電気的除細動)です。
 また、傷病者を救命するには、心室細動の発生から早期に電気的
除細動を行うことが必要で、電気的除細動までの時間が「1分」遅れる
と、傷病者が社会復帰する可能性が7~10%ずつ低下することが知られ
ています。
 救命率を上げるにはできるだけ早期の除細動が必要です。
 電気的除細動を行うAEDは、コンピュータにより自動的に心電図
を解析して除細動が必要かどうかを決定し、電気ショックを音声メッセージ
で指示するので簡単で確実に操作できるものです。

●AEDの普及
 山口県においては、平成18年度から、県有施設や県立学校(86校)
への設置を進め、135施設に設置済みです。
 県全体では、現在、591施設への普及を確認しています。(H20.3.31現在)
 医療機関にも本来業務の一環としてAEDが普及しており、これを
加えると設置総数は1,400台を越えると推定されています。

●AEDを使用した救命事例
 平成18年7月に、山口県内初めて、県民によるAEDを使用した救命
活動がありました。
 この救命活動は、山口市内のスポーツ施設において、運動競技練習中
に突然意識消失した女性に対し、施設職員が一致協力し、発見から迅速
に119番通報するとともに、備え付けのAEDを使用した救命活動を行い、
駆けつけた救急隊員へ引継ぎ、救急病院へ搬送されたというものです。
 県民などの適切な救命活動が功を奏して、その後、その女性は完全に
社会復帰されました。
 これまでに、県内では4例のAEDを使用した救命事例が報告されて
います。

●AEDの講習
 救命処置は、誰でもできる一次救命処置と医師や救急隊員によって
行われる高度な二次救命処置に分類できますが、AEDを使用した電気的
除細動は特別な資格がなくても誰でも行うことができます。
 しかし、より確実な救命処置が行えるよう、救命手当講習を受講して
AEDの理解を深めておきましょう。

救命手当講習は、県内の消防本部、消防署で行っています。↓
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10900/kyuumei/kousyuuannai.html

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今回は、山口県消防学校 河端さんに寄稿していただきました。
ありがとうございました。

 

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