皆さん、「ファシリテーター」という言葉をご存知ですか?
――英語の facilitate( ファシリテート ) という動詞がもととなっているようですが、その言葉の意味は「促進する」「容易にする」というもの。
「ファシリテーター」は“促進させる役割の人”のことで、何を促進させるのかはその目的によって様々です。
たとえば、会社等の会議を円滑に、しかも効率良く進めるためにファシリテーションスキルが注目され、活用されるなど、
その技術・考え方は、ビジネス・街づくり・教育の現場など、広い分野で重視されてきているようです。 |
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今回、お話を聞いたのは、今年の4月から山口市内の文化センターで「ファシリテーション基礎講座」の講師を務める片山葉子さんです。
「ファシリテーション」という言葉は、なかなか耳慣れないと思うのですが…
「東京や関西方面ではかなり注目されてきて、ファシリテーションのスキルを学ぶ講座の募集開始後あっという間に定員になってしまうほどの人気ですが、
山口県内ではまだほとんど認知されていません。
ある時、私がセミナーを開くために会場を探している時に、施設の方からセミナーの内容について聞かれて、
ファシリテーションという言葉を出した瞬間、怪しいものと思われてしまって... ( 笑 ) 」 |
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その活動内容は具体的にどのようなものなのですか?
「私が行っているのは、主に体験学習型の人間関係トレーニングというものです。
そのトレーナーにあたる人がファシリテーターという言われ方をしています。
トレーナーというと、一見、「人に学びを与える」― 先生的な立場を想像されると思いますが、
体験学習というのは、“体験したことから学ぶ”ものなので、ファシリテーターも
受講者もお互いにそこで起こっていることから学ぶことがあります。
つまり、お互いの学びの場となり、そういう意味では、ファシリテーターは、教える人ではなく、
お互いに相手に気づきを与えられるような関わり合いをする人ということになります。
そして、そのための主な方法は、自分が感じたことを相手に伝えることです。」 |
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「自分の気持ちを伝えることができると、お互いを受け入れ合うことができ、とても心地良い気分になるんですよ。」と片山さん。
そんな片山さんに、他人と会話を上手くすすめるためにコツみたいなものはありますか?と尋ねると、
「私は指導者という立場ではないので、みなさんと一緒に学ぶという今の活動を通して感じていることを挙げますと、 |
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・起こっていることにきちんと向き合うこと
・気づいたことを相手に伝えること |
でも、相手や他人の批判や非難は“ × ”です。何のために伝えたいのか?という目的をもって伝えることが大切です。」
と、ポイントを教えてくださいました。分かっているようでも、状況を把握してそれに対して自分が感じたことを整理し、相手が理解できるように伝えるというのは難しいことですよね。 |
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もともと体を動かすことが大好きという片山さんは、プライベートでは、スキューバダイビング、シュノーケリング、そして茶道と、
“動”と“静”の幅広い趣味をお持ちです。中でも、週一回の茶道は“気持ちがしゃんとして、落ち着く一時”だとか・・・。
他人の言動を注意深く観察しながら、コミュケーションをうまくとれるように支援するという仕事がら、趣味の場では一人でいる時間を好まれるのかと思い、そう尋ねると、
「スキューバダイビングは必ず二人一組で潜るんですよ。それから、茶道では“亭主”はできる限りのもてなしをしようという心遣いをし、
“お客”はその心遣いを精一杯感じるというところに心の触れ合いがあります。その空間はとても暖かくて『心配り』があり、心地良く思うのです。
どちらも一人ではできないものなんですね。」
と、お話してくださいました。 |
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優しく、そしてゆっくりと語られる片山さんの口調から、一言一言をとても大切に話されているという印象を強く受けました。
そして、「自分自身がファシリテーターであり続けたい(=人と互いに学びあえる立場〔関係〕であり続けたい)」という片山さんの言葉に、
それまで漠然としていて、遠い存在のような気がしていた「ファシリテーター」が身近に感じられました。
人との出会いを通じて新たな自分に気づき、それが成長につながっていくというのは素敵なことですよね。
これまで以上に「出会い」を大切にし、素敵な「出会い」から得た栄養分をGENKIの素にして、皆さんにお届けしていきたいと願うスタッフでした。 |
~ファシリテーション・ファシリテーターについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ~
http://www.c-able.ne.jp/~kjk/facilitator/ |
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