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GENKI★びと


野菜ソムリエ 柳井さつきさん

  

  今回は、「野菜ソムリエ」として『食』に関するさまざまな活動をされている、柳井さつきさんをご紹介します。

 柳井さつきさん   「野菜ソムリエ」という資格をご存じですか?
野菜ソムリエは、野菜と果物の美味しさや楽しさを理解し、伝えることのできるスペシャリストに与えられる資格です。
 初級・中級・上級とレベルがあり、柳井さんは、2005年に中級レベルにあたる「野菜ソムリエ」を取得されています。以降、特にめざましい活動をされている方に与えられる「アクティブ野菜ソムリエ」として、講演や調理実習、週1回のラジオ番組出演、情報誌や店舗等へのレシピ提供等、精力的に活動されています。
 そんなお忙しい柳井さんの日頃のお仕事ぶりを拝見すべく、当センターの栄養指導室で、料理教室の講師をされているところにお邪魔し、“元気”の源を探るため、お話を伺いました。
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 「“食”に関係する資格をとり、社会貢献したい!」という思いから、資格取得を目指したという柳井さん。「実務経験を問われず、誰でも受験でき、ゼロからでも勉強が始められる。」という理由から、野菜ソムリエを目指したとのこと。
 講師等の仕事は、大半が“口コミ”による依頼なのだそうです。評判が評判を呼び、活動範囲がどんどん広がって、現在まで多忙な日々を送っておられます。
 また、さらなるレベルアップを目指し、県内の野菜ソムリエ有志約50名が所属する「野菜ソムリエコミュニティ山口」を主宰し、野菜の産地におもむいて、農家の方々に話を聞いたり、新しい知識についての勉強会を行う等の活動も行われています。
 中四国地区における、野菜ソムリエ資格取得のための講座にも携わっているそうですよ。
 
 
詳しくは、日本野菜ソムリエ協会ホームページをご覧ください。
≪野菜ソムリエにはどうしたらなれるの?≫
 
資格名
取得目的
資格取得までの流れ
初級 ジュニア野菜
  ソムリエ
 自ら楽しむ  カリキュラム 1回2時間全7回
 修了試験(筆記試験)
中級 野菜ソムリエ  魅力を周囲に伝える

カリキュラム 1回2時間全12回
一次試験(筆記試験)
二次試験(口頭試験)
三次試験(面接)

上級 シニア野菜
  ソムリエ
 社会で活躍する  共通カリキュラム  1回2時間全18回
 一次試験(筆記試験・論文審査)
 二次試験(面接)
※野菜・果物の原産地・伝来・種類・見分け方はもちろん、生産から流通・マーケティング・鮮度保持等までの知識が求められる中級レベルの試験は、ハードルがとても高かったそうです。
 教室の様子  豊富な知識はもちろんですが、やはり驚かされるのは柳井さんの考えたレシピです。野菜ソムリエですから、当然野菜をふんだんに使ったレシピには違いないのですが、調理方法や味付けが、見るものの想像を超えた内容になっているところに脱帽です!
 たとえばトマト。つい、サラダや洋風な味で食べがちですが、おからに使ったり、和風の献立で使ったり。最初は「えっ、この料理に合う?」と思うのですが、食べてみると美味しいのです!
 デザートで野菜を使うなどの、新鮮なアイデアに思わず感動!外食時などは、いつもアンテナを張り巡らせて情報収集している、との言葉に、隠れた努力を感じました。
 「どれだけの数のレシピをお持ちですか?」との問いに、数えたことはないが200以上はあるかも、との答えがかえってきました。
 依頼を受けて、パッと閃くことがあれば、産みの苦しみを味わうこともある、とのことですが、次々生み出される美味しいアイデアは、つきることがないのではないでしょうか。
☆今までの活動の中で、印象に残っているものを聞いてみました♪
 ある小学校の高学年を対象に、親子で調理実習の講師をした時のこと。
 作ったものは、トマトを使ったカレー。校長先生も積極的に調理に参加してくださったのですが、実は、校長先生はトマトが苦手!あまり食べられないだろうから、調理を頑張ろう!と思っておられたのだとか。ところが、いざ試食してみると、
「このレシピだったら、トマトが食べられる!」と思われたとのこと。
 あとでこの話を聞かれた柳井さん、とてもうれしかったそうですよ。
 ある小学校から、卒業を間近に控えた6年生を対象に、“野菜ソムリエ”という仕事について講演してほしい、と依頼があった時のこと。
 資格をとるきっかけや、野菜ソムリエになって変わったこと等を話、最後の質問タイムで子どもたちから聞かれたことは、
  「“プロ”とはどういうことですか?」
  「やりがいはありますか?」  等々
 あらためて、仕事に対する心構えを認識させられた、と言われていました。初心忘れるべからず、ですね。

 かなり幅広く活動されている柳井さんですが、意外にご本人は「野菜ソムリエ」という職業はまだまだ認知度が高くないのでは?と言われます。とはいうものの、スーパーで買い物中、「ねえ、この野菜なんだけど・・・。」と突然話しかけられることもあるそうです。
 「いつもラジオ聞いていますよ。」との声かけには、喜びを感じると話してくださいました。
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 最近は「健康」という言葉にとらわれて、本来の「食を楽しむ」食べ方が忘れられているのでは?と柳井さんは指摘します。おいしく食べよう、楽しく食べよう、こんな食べ方をしたらおいしいな。食事の基本はそんなシンプルなところにある、ということに、あらためて気づかされました。
  日々の生活が忙しいからか、食に関心が少ない、あるいは関心のない人が増えている現状を憂いつつも、だからこそ専門的な知識をもつ「野菜ソムリエ」の存在が必要!という強い思いを秘めながらも、今後も「食を楽しむ」ノウハウを、今後も私たちに提案してくださることでしょう。
  健康志向の高まりとともに、あらゆる情報が氾濫する中、食の安心・安全を目指して、専門家の知恵を借りながら、正しい情報を見極める“賢さ”が、今必要なのではないでしょうか。
教室の様子
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料理教室  今回お邪魔した、やまぐちカルチャーセンター主催の料理教室「野菜ソムリエのベジフル料理教室」は、柳井さんが調理し、その仕方を見せながらポイント等を説明していく「デモンストレーション形式」で行われています。1つの野菜をテーマに掲げ、調理方法を習いながら、野菜の歴史から栄養、購入時のポイント等の話を聞くことができます。効率よく調理するためのちょっとした「手の抜き方」も教えてくださり、個人的にとても参考になりました!
  野菜をもっと食べたい!柳井さんのレシピを体験したい、という方は、参加してみてはいかがですか?試食もありますよ!
                         野菜キャラ
   柳井さつきさんのブログは こちらから