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vol.95

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 「8020(ハチマルニイマル)運動」とは?
 ~いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから~

  1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上
の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することが できると言われて
います。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まり
ました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全ての
ライフステージで健康な歯を保つことが大切です。ぜひ「8020」を目指してください。

 8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存率4~5本)でした。そして、厚生労働省の「健康日本21」
では中間目標値として8020達成率20%を掲げましたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、
それを上回る25%を達成しました。


8020健康長寿社会の実現に向けて

 現在、日本歯科医師会は、8020運動の次なるステップとして、8020達成者が50%を超える社会「8020
健康長寿社会」の実現を目指しています。それは、歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、
健康長寿社会を目指すということです。

 8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、
残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。


8020が達成できなくても・・・

 仮に8020が達成できなかった方も、しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)など
を入れてお口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られます。義歯を含めた
歯で食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化
され、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を
延ばすためにも定期的にかかりつけの歯科医院に行き、お口の中の健康を保ちましょう。


歯科医院に 通えない場合は・・・

 このたび、山口県では「山口県在宅歯科保健医療連携室」を平成23年11月8日(いい歯の日)に開設
しました。歯科医院へ通院できない寝たきり状態の方で治療を希望される場合は、歯科医院の紹介など
を行いますのでご相談ください。歯科医師や歯科衛生士が自宅・施設・病院などに訪問して歯科治療や
お口のトラブルなどに対応します。どうぞお気軽にお問い合わせください。



山口県在宅歯科保健医療連携室(山口県歯科医師会口腔保健センター内)

 TEL:083(928)1108 / FAX:083(928)8025
    (受付時間 平日月曜~金曜 9時~17時)


 はみがき  歯科医
   

  


 今回は、(社)山口県歯科医師会 口腔保健センター委員会介護保険部会 副委員長 脇田 雅人さんより寄稿していただきました。
 ありがとうございました。