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中級編 山口市 「串山遊歩道」

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中級編 山口市 「串山遊歩道」

 寒いから暖かい場所へという単純な動機で今回の行き先を決めた私たちは、まず遊歩道の事前調査から始めました。
串山遊歩道は、秋穂コミュニティセンターから国民宿舎あいお荘までを結ぶハイキングコース(左の地図中央の青い線)です。観光情報によれば「美しい海を間近に眺めながら歩き、展望台からは九州の国東半島や瀬戸内海の島々まで見渡せる遊歩道」とあります。冬の澄み切った空の下、素晴らしい眺望を満喫しながら歩くことを想像すると、一気に体温も気分も盛り上がります。
さらに調査をすすめると「串山連峰」「善城寺山」「行者嶽」の山々の名称が出てきます。軽いハイキングを予想していた私たちは、思いのほか厳しいコース に、盛り上がった気分が少ししぼみそうになりながらも、今年初の『けんこう散歩道』取材に気合を入れて、いざ出発です!



 今回は、国民宿舎あいお荘の駐車場奥から遊歩道に入ることにしました。標高が高いほうの入り口から登り始めれば楽だろう…という安易な選択です(笑)。
お天気は文句なしの快晴!山上からの眺望に期待が高まります。



 遊歩道に入ってすぐに、季節の花を紹介している木の切り株を模した碑と石のモニュメントがありました。これらは、コースのいろいろな場所に配置されているので、四季折々の自然を学び、芸術に触れながら歩くことができるようになっています。





 遊歩道には、高台で眺望が良い場所に3ヶ所の休憩広場が整備されています。お弁当持参で登って、ここで景色を楽しみながら昼ごはんを食べたら、きっとおいしいでしょうね♪
山の上なので冬の冷たい風を覚悟していましたが、午前中でも陽射しが暖かく、ほんのりと海の香りがする風はとても爽やかに感じられました。







 さあ、お待たせしました!串山遊歩道名物の360度のパノラマです! 
素晴らしい景色が次々と目に飛び込んできて、息を切らしながら汗だくで歩いてきたスタッフからも歓声があがります。お天気は良かったものの、海上には靄が かかっていて遠くまで見えませんでしたが、冬でも色あせることのない山口の海と空の青い色は、ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれます。 
写真は、左上から中道海水浴場、草山公園と竹島、下は養殖場と周防大橋。ぜひ上の地図と照らし合わせてご覧ください。

 串山遊歩道は、事前調査のとおりによく整備されていて歩きやすく、普通の運動靴やウォーキングシューズで充分です。ただし、山の峰から峰へと続く 3kmの道のりは、アップダウンが多いので平地を歩くよりもちょっと厳しく感じます。所要時間はのんびり歩いて1時間20分ほどでした。

 という訳で、今回の散歩道は『中級編』としましたが、途中で折り返したり、休憩場所を利用しながらゆっくり歩いたりと、自分の体調や体力に合わせて無理なく歩けば、四季を通じて楽しめる自然豊かなおすすめスポットです。



 ところで、楽をしようと思って、あいお荘からスタートした私たちは、ゴールのコミュニティセンターに向かって最後の15分程度、ひたすら右の写真のような階段を下ることになったのですが…。これが、意外にキツイのです!!
『登りのきつさに比べると下りのほうが楽という感じがしますが、実際には、下りはしっかりと体重を支えないといけないので足にかかる負担も大きく、下山途中で“膝が笑って…”ということもあります。』(GENKI★マガジン35号 声の広場コーナー参照)
という当センターの健康運動指導士のアドバイスが浮かんできました。片道のみ歩く予定の方(特に初めて遊歩道を歩く方)は、コミュニティセンター側からコースに入ることをおすすめします。最初の階段登りをがんばって乗り切れば、あとは傾斜が緩やかになります。
それから、歩いた日は風呂上りに、ストレッチを忘れずに行いましょう!余談ですが、心地よい疲れにうっかりとストレッチを忘れ、早々に就寝した私は、この記事を書いている取材2日後の今でも、おしりとふくらはぎが筋肉痛です(笑)。




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