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vol.152

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長引くその咳、大丈夫?

  「咳が2週間以上続いている」「微熱が続いている」そんな症状でお悩みの方はおられませんか。もしかしてその症状、結核かもしれません。
  50年前までは死亡原因の第1位だった結核ですが、医療や生活水準の向上により、薬を飲めば完治できる時代になりました。とはいえ、欧米諸国と比べて、日本では未だに感染者が多い状況です。
  結核は放置しておくと危険なだけでなく、周囲にも感染を広げてしまいます。「風邪だろう」で済ませるのではなく、早めに医療機関を受診しましょう。


 

●結核は昔の病気?

  結核は、毎年、国内ではおよそ2万3千人、山口県内では、260人前後の方が発病しています。今、結核を新たに発病する人の多くは、70歳以上の高齢者です。しかし、20~30代の若い人たちの間でも集団感染が起きたり、不規則な治療により薬が効かない菌が出現したりするなど、油断のできない状況です。

 

●感染したらどうなるの?

  結核菌が体内に入ったとしても身体の免疫により活動を抑えられることが多く、発症するのは10人中1~2人です。しかし、発病しない場合も菌が死滅するわけではなく、免疫力が低下すると発病する可能性は常にあります。気になる症状があれば、すぐ病院で検査しましょう。
《こんな症状は要注意!》
     ・咳が2週間以上続く
     ・たんが出る
     ・微熱が続いている
     ・胸が痛い …など

 

●結核を予防しよう

  結核にかからないためには、免疫力を高めることが大切です。免疫力が低下するような生活は避け、健康管理を心がけましょう。

  【免疫力を保つ生活習慣】
    ① 睡眠を十分にとる
    ② 適度な運動をする
    ③ バランスのとれた食事をする
    ④ たばこは吸わない

  また、結核は発症した人の咳とともに飛び散った結核菌を他の人が吸い込むことで感染します。結核以外でも咳やくしゃみで感染する病気は多いので、咳やくしゃみが出るときは「せきエチケット」を心がけ、飛沫が人にかからないように注意しましょう。
  【せきエチケットを心がけよう】
    ① 咳やくしゃみが出る時は、マスクをしよう
    ② 咳やくしゃみをする時は、口と鼻をおおう
    ③ こまめに手洗いしよう