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やまぐち元気フェアを開催

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イベントリポート「やまぐち元気フェア」

 


山口県健康づくりセンター
  11月5日(土)、山口県総合保健会館(山口県健康づくりセンター)において、やまぐち元気フェアを開催しました。
  今年のテーマは、「減塩」です。これに関連し、当日は減塩に関する講演会や塩分摂取量のチェックコーナー、減塩商品の展示・試食コーナーを設けました。また、様々な団体が血圧や血糖値などの測定を行ったり、展示コーナーを設置したりし、来場された方にPRを行いました。
  当日は多くの方が思い思いのブースに足を止めて、日頃あまり体験できない健康チェックを行い、楽しみながら健康について考えていただきました。

 

講演会・セミナーの様子

講演会
「野菜っておもしろい!!  ~野菜たっぷり減塩ライフ~」
講師:柳井 さつきさん(シニア野菜ソムリエ)
  講演会では、食事の大切さや野菜を上手に使って無理せずできる減塩方法等についての話がありました。
一日の野菜摂取目標量は350gですが、山口県民の野菜摂取量は平均で約280gと、少し足りないのが現状です。
  野菜を自分がどれくらい食べているか、柳井さんは「手のひら1杯分の野菜=およそ70gを目安に、手のひら5杯分」と紹介されました。「日頃多く野菜を食べていると考えている人も、あと手のひら1杯分の野菜を追加して欲しい」とのことです。
  野菜には、食物繊維やビタミン・ミネラルが多く含まれており、中でもカリウムはとりすぎた塩分を体外に排出する働きをしてくれます。塩分のとりすぎは高血圧症や腎臓疾患などといった病気を招くため、普段からの減塩にプラスしてカリウムを含む野菜や海藻、果物をたっぷりとると良いそうです。
  食事は「一汁三菜」、つまり肉や魚といった主菜が1皿に、野菜を使った副菜が2皿、そして汁物という組み合わせが理想的です。また、「チャーハンや焼きそばに野菜をたっぷり入れて、あとはミニトマトを加える」といった方法もあります。
  カリウムは水に溶けやすい性質があるので、具だくさん減塩みそ汁がお勧めだそうです。「1日1杯のみそ汁で、効果的に摂取しましょう」と呼びかけられました。
  「減塩は『しなければ』ではなく、素材の味を楽しむイメージだと続けやすい。少しずつ生活習慣を変え、健康寿命を延ばしましょう」という柳井さんのアドバイスを、来場された皆さんは熱心にメモをとりながら、聞き入っていました。
  
 
    
セミナー①
「内臓脂肪からみえる、あなたの健康」
講師:森 建太さん(花王株式会社ヘルスケア食品研究所 上席主任研究員)
  続いて、内臓脂肪が増えるリスクについての話がありました。
  筋肉は年齢と共に衰えていきますが、内臓脂肪は増える傾向にあり、放置しておくと将来的に血糖や血圧、コレステロールといった面で異常が出る場合があります。
  ただ、内臓脂肪は皮下脂肪と異なり比較的落ちやすい脂肪なので、毎日の生活習慣を改めると、それにともない徐々に減っていきます。
  内臓脂肪を減らすために大切なのは、「おやつを1日200kcal以下にする」「1日15分程度運動をプラスする」といった、日常の心がけです。運動といっても特別に何かを始めるのではなく、家事や買い物、掃除など普段の活動でも十分で、大切なのは「続けること」だそうです。
  お勧めの食事といえば、「一汁三菜の和食」。ただし、「塩分量には注意して欲しい」とのことでした。
  それに加え、森さんは「年に1回は健康診断を受けて自分の現状をチェックして」と、健診の大切さを強調されました。
  
 
    
セミナー②
「ソーシャル・キャピタルを意識した健康づくり」
講師:長谷 亮佑さん (山口大学大学院医学系研究科 公衆衛生学・予防医学講座 助教
NPO法人 山口ヘルスプロモーションネットワーク代表)
  午後からは、ソーシャル・キャピタルについて学びました。  ソーシャル・キャピタルとは個人個人の豊かな人間関係や社会的なつながり、地域の力といったことです。地域の絆が強く、強固な人間関係を築いている人は健康であるという関係性が、近年の研究で分かりました。
  山口県の調査でも、地域の力が強い地区ほど日常生活の満足度や心の健康度が高いという結果が出ています。「一人一人の健康を社会や地域の皆で支え、広げる」運動は今後、ますます必要とされることでしょう。
  長谷さんは、「“健康のために生活習慣の改善を”と同じくらい、ソーシャル・キャピタルは大切なもの」と力説されます。具体的には、食事は「バランスのとれた食事を家族や仲間と一緒に食べる」、運動は「仲間をつくり、皆で続ける」ことなどが挙げられます。
  県内の取組として、山陽小野田市や宇部市、美祢市の事例を紹介されました。市民が行政と一緒になって、健康づくり・まちづくりを進めるという事業は、徐々に広まってきています。それとともに、住民の健康面の改善なども見られているようです。
  「ソーシャル・キャピタルは、その言葉から難しいと思われるかもしれないが、皆で支え合い楽しみながら、地域全体で健康になろう、ということ。一人一人が豊かな人生を送れるよう、皆で協力し合いましょう」との呼びかけに、来場の皆さんは深く頷いておられました。

 

その他、当日の様子

  その他、当日は山口県・山口県歯科医師会による8020推進表彰事業の表彰式が行われました。
  また、花王株式会社による内臓脂肪のチェックコーナーや、骨密度測定コーナー、子どもたちも参加できるクイズコーナー、大人にはうれしい野菜即売コーナーなど、様々なブースが設けられ、たくさんの方で賑わっていました。
  これからも当センターは、皆様が元気で楽しく生活できるよう、 健康づくりの面からお手伝いをしていきます!


8020推進表彰

健康チェックコーナー

クイズコーナー

野菜即売コーナー