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vol.159

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脂質異常症予防のためのポイント

  脂質異常症とは、肥満や飲酒、喫煙や運動不足などの生活習慣の乱れから、血液中の脂肪分である血清脂質の値が必要以上に高すぎたり、低すぎたりする状態のことです。脂質異常症は動脈硬化を招く要因となり、やがて脳卒中や心臓病などの深刻な病気を引き起こします。
  「自分は大丈夫」と考えている方も、「少し異常」が指摘されている方も、改めて自分の生活習慣を見直してみませんか。

 

●血清脂質って?

  血液中の脂肪分のことで、大きく分けると中性脂肪とコレステロールがあります。
  中性脂肪は全身のエネルギー源で、コレステロールは細胞やホルモン等の原料にもなり、身体を維持する上で大切な成分です。コレステロールには、肝臓で生成された脂質を全身に運ぶ「LDL」(悪玉)と、余分な脂質を回収する「HDL」(善玉)の2種類があります。
  どれも身体に必要なものですが、多すぎたり少なすぎたりした場合、注意が必要です。

 

●どこからが要注意?

  生活習慣の改善が必要とされる目安は、次の通りです。

 
 中性脂肪  150mg/dl以上
 LDLコレステロール  140mg/dl以上
 HDLコレステロール  40mg/dl未満

  内臓脂肪型肥満の方は高血糖や高血圧などのリスクも高まりやすく、軽症の脂質異常でも動脈硬化が急激に進行する恐れがあります。生活習慣の見直しと共に、肥満の解消に取り組むことが大切です。

 

●予防のポイントは?

  食べ過ぎや飲み過ぎを控え、適度な運動習慣を身につけましょう。

  ▽運動面
  今より10分多く、身体を毎日動かすことから始めましょう
    ・家事を小まめにする
    ・買い物を徒歩でする、階段を使う
    ・週末にウォーキングをする など

 

  ▽食事面
  脂質のとりすぎに注意し、食事の量や内容を工夫しましょう
    ・肉ばかりでなく、大豆製品や魚のおかずをとりいれる
    ・1日3食を規則正しく、腹八分目に
    ・野菜のおかずをたっぷりと など

 

  ▽その他
    ・禁煙する
    ・ストレスをためない など



 

  脂質異常症自体には、何の自覚症状もありません。健康診断での血液検査の結果に注意して、血管の健康を守りましょう。