山口県健康づくりセンターにおける「健康づくり教室」の展開
山口県健康づくりセンターにおける 「健康づくり教室」の展開
~10年間の生活習慣病予防教室をとおして~
平成19年3月
<概要>
山口県健康づくりセンターでは、平成9年の開設以来、県民の方を対象に生活習慣病の予防・改善を目的とした教室を開催してきました。
この教室は、1教室30名程度の参加者で、個々人の健康・体力・食生活・身体活動の状況を把握した上で、個々人にあった生活習慣の行動変容及び定着を図ることを目指し、食事と運動を併用した内容で、集団指導と個別指導を組み合わせて実施しています。
教室参加者に、より効果的な生活習慣の改善・定着を目指す中で、教室の回数・組み立て、内容、評価方法などに見直しを図りながら、教室参加前後で体力など何らか改善効果の得られる一応のプログラムを確立しました。
そこで今回、当センターで実施している健康づくり教室のマニュアルをまとめました。
メタボリックシンドロームに焦点をあてた特定健診・保健指導の実施を平成20年度に控え、保健指導の参考にお役立て頂ければ幸いです。
<内容(目次)>
Ⅰ 健康づくりセンターで実施してきた健康づくり教室プログラムの変遷
Ⅱ 現在実施している健康づくり教室の具体的方法の紹介
1 基本的な考え方
2 教室の組み立て方
1)教室を組み立てる前に
2)回数及び主な内容
3)開催日の設定
4)時間の設定
5)会場の設定
6)教室の組み立て方(一覧)
7)教室実施(例)とスタッフ
2)回数及び主な内容
3)開催日の設定
4)時間の設定
5)会場の設定
6)教室の組み立て方(一覧)
7)教室実施(例)とスタッフ
3 生活習慣の把握
1)食生活状況の把握
2)身体活動量の把握
3)生活習慣を把握するタイミングとその意図
2)身体活動量の把握
3)生活習慣を把握するタイミングとその意図
4 行動変容を促す為に活用している各種媒体
1)宣誓書
2)生活習慣チャレンジを評価しよう
3)活動記録帳
4)ウォーキングマップ
5)食事・歩数の変化(個人返却用紙)
6)支援レター
2)生活習慣チャレンジを評価しよう
3)活動記録帳
4)ウォーキングマップ
5)食事・歩数の変化(個人返却用紙)
6)支援レター
5 評価指標
1)客観的評価
2)主観的評価
2)主観的評価
Ⅲ 運動実習を教室に取り入れる際の注意点
1)事前の確認
2)教室当日の体調確認
3)その他の注意点
2)教室当日の体調確認
3)その他の注意点
1)教室参加者の属性
2)食事の変化(食品数調べの結果)
3)身体活動量の変化(ライフコーダの結果)
4)血液検査結果
5)健康度・体力測定結果
6)自覚的効果に関するアンケート結果
7)生活習慣改善に取り組めた理由のアンケート結果
2)食事の変化(食品数調べの結果)
3)身体活動量の変化(ライフコーダの結果)
4)血液検査結果
5)健康度・体力測定結果
6)自覚的効果に関するアンケート結果
7)生活習慣改善に取り組めた理由のアンケート結果
Ⅴ おわりに