真締川ダム・未来湖 周遊林道コース(宇部市)
真締川ダム・未来湖 周遊林道コース(宇部市)
■知っ得情報! 真締川ダム管理事務所 |
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・駐車場:有り |
・トイレ :有り |
・所在地:宇部市川上男山 |
・距離 :約4km |
今回は、健康づくりセンター発行の「けんこうウォーキングマップ」(配布は終了しました。)で紹介している、「真締川ダム・未来湖周遊林道コース」を歩きました。
ダム湖周辺に整備された本コースは、水辺の景色と森林浴を楽しみながらウォーキングできます。
ダムの管理事務所を起点に、いざ出発です!
●真締川ダム・未来湖●
ダムの管理事務所そばに車をとめて、ウォーキングマップを手にスタート!まず、ダムを見てから歩き始めようと決め、マップの進路とは逆方向に歩き始めま した。駐車場からいったん市道に出て、1つ目の目印であるかまぼこ工場に向かって進みます。少し歩くと、右手にダムの案内板が見えました。ウォーキング マップを持っていない方でも、ここでルートを確認すれば周遊林道コースをウォーキングすることができます。 案内板で目印となるポイントを確認し、そのまま進行方向に進んで、ダムの洪水吐へと向かいます。 |
洪水吐とは、大雨の時に一時的に貯めた水を少しずつ流す施設です。ダムときけば、ここから放水している様を思い浮かべる方も多いと思います。
しばしダムを見学し、洪水吐を通り過ぎて、未来湖周遊林道コースに向かいます。
●周遊林道コース●
林道コース入り口には、「車両進入禁止」の看板を掲げたゲートが設置されています。
↑ 未来湖の見える方向で現在の位置を確認します。
↑ 道が二手に分かれます。ゲートのある方へ進みます。
↑ 高速道路の高架をくぐればゴールは近い!
ちょうど車が一台通れるぐらいの幅のこの道は、コースの名前そのままに、自然を楽しみながら歩くことができます。綺麗に咲いた花々や、時折見える未来湖に癒されつつ、森林浴を満喫できますよ!
道路にたくさんどんぐりの実が落ちていました。蝉の声に残暑を感じつつも、一足早く秋を見つけることができます。
高速道路の下をくぐり、コースを半分ほど歩いた辺りで、常に私たちを先導してくれている虫の存在に気付きました。一定の間隔を保ちながら、私たちの前にとまっては、距離が近づくと離れ、また近づくと先に飛んでいくのです。よく見ると、きらきら光る、とても美しい青色をしていました。慌ててカメラのシャッターを切ります。 | 緑に囲まれた道をただひたすらゴールに向かって歩いていた私たちに、この美しい虫の登場は、気分を変えてくれるありがたい存在でした。 私たちと一緒に歩いた(?)この虫、「ハンミョウ」という名前の虫で、人が近づくと、距離をおきながら少しずつ移動するという、まるで道案内をしているかのようなこの習性から、『道教え』という別名を持っているそうです。 |
しばらくすると、いつの間にか目の前にいたハンミョウがいなくなっていました。ふと目線をあげると、未来湖近くを通っている市道が見えます。林道出口を示すゲートまで、あと少し。ハンミョウも、私たちが無事ゴールにたどりつけそうなので、山に帰っていったのかもしれません。
●ダム上の歩道●
管理事務所に戻った後、綺麗に舗装された歩道を歩いて、ダムの端まで行ってみました。市道に出ずに、ここから林道コースへ行くこともできます。 歩いている時、気になるものを発見!「山口大学」のシールを貼ったセンサーのようなものが、歩道の、のり面部分にいくつか設置されています。何かの研究 資材だろうと思い、後で調べてみると、人工衛星から、斜面の安全監視を行う研究のために設置されたものだということがわかりました。普段は気付きにくいの ですが、意外と身近なところで様々な研究が行われていて、その恩恵を私たちは受けているのでしょうね。 |
ウォーキングによる「運動」の効果に加えて、森林浴による「リラックス」効果も実感でき、さらには新しい『発見』に出会える、お勧めのウォーキングコースでした。コース途中は目印になるものが多いので、どの辺りを今歩いているのか、確認しやすくなっています。
「けんこうウォーキングマップ」は、山口県健康づくりセンターで配布しています。
ぜひマップを持って、歩いてみてくださいね!
★マップをご希望の方はこちらまで
山口県健康づくりセンター TEL 083-934-2200
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