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秋吉台国定公園(美祢市)

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秋吉台国定公園(美祢市)          取材日:2022年10月30日

■知っ得情報!
 ・駐車場: 有
※秋吉台カルスト展望台周辺に数か所あり
 ・トイレ: 有(展望台・若竹山近く等)
 ・所在地 : 美祢市秋芳町秋吉
 ・距離: 約3.9km
 

 (一社)美祢市観光協会のホームページで紹介されている「秋吉台トレッキングマップ」の「カルスト展望台コース」を当センター職員が歩きました。
 美祢市に位置する秋吉台国定公園の総面積は、4,502ヘクタール。石灰岩の露出したカルスト台地は日本最大級の広さを誇ります。
 もともと秋吉台は海だったそうです。秋吉台のいたるところに突き出ている岩は地下深くに埋もれていたサンゴ礁の石灰岩で、プレート運動により隆起し、そこに雨水が流れ、長い時間を掛けて石灰岩が溶け今の地形になったそうです。公園内の案内等詳細については、(一社)美祢市観光協会ホームページをご覧ください。
https://karusuto.com/

 

●コース紹介●

 マップでは、様々なコースが紹介されていますが、今回は「カルスト展望台コース」に挑戦しました。

   
   
    
   
提供元:(一社)美祢市観光協会

 

●駐車場~カルスト展望台~若竹山●

 カルスト展望台の周辺に駐車場が点在していますので、最寄りの駐車場へ駐車しました。駐車場から展望台が見えたので、まずは展望台を目指して歩きました。展望台からは広大なカルスト台地が見渡せました。展望台を背にスタート若竹山を目指します。途中の道は整備されていて歩きやすいですが、所々に石灰岩がでこぼこしているので躓かないよう注意して歩きました。
 すすきと石灰岩に囲まれたアップダウンの道を進むと、若竹山の看板を発見!坂を上ると若竹山の石碑があり、360度 秋吉台が見渡せました。ここまで10分 約1000歩でした。

 

●若竹山~剣山●

 次は、剣山へ向かいます。上ってきた坂を戻り、左方面に進みます。少し歩くと分かれ道になっていて道標が立てられていました。
「剣山」と記されている右の道へ進みます。草原の中をひたすら進むと、三叉路になっていてここにも道標が。「妙見原」と書かれた左側へ進みます。
 分岐点がいくつもありますが、道標が設置されているので安心して進めます。
 剣山の方向を見ると長い階段になっていて勢いよく上りましたが、頂上まで意外に長い上り坂…。息切れするため、途中からゆっくりと頂上を目指しました。若竹山からここまで15分。ここでも広大な大地が見渡せました。ベンチがあるので景色を見ながらちょっとひと休み。台地にパワーをもらい、来た道を背にウォーキング再開です!

 

●剣山~妙見原●

 剣山から妙見原への道は、これまでよりも道が細く、アップダウンがありました。いくつか分岐点がありますが、ここでも道標が方向を示してくれているので安心です。すすきに囲まれた道をどんどん進むと草原の中に妙見原がありました。空の青と台地の緑の対比がとてもきれいでした。剣山からここまで少し早歩きで16分。
       
       
   

 

●妙見原~カルスト展望台●

 歩いてきた道を背に進むと大きな一見三叉路に見える広い道に出ました。左手には妙見原の看板がありました。道の広さを見ると右方面に行きたくなりましたが、前に行く人がまっすぐ進んでいたのでついていくと、展望台を示す看板がありました。見晴らしの良い道の遠くにはゴールの展望台が見えます。下って上っての道の途中で見たススキと夕陽の景色はとてもきれいでした。最後は上り坂を一気に上って無事展望台へ帰ってきました。
 
     
 

 

● 取 材 後 記●

 コースの途中には石灰岩がゴツゴツ出ていたり身近に草花が生えているところがあるので、身支度は肌の露出を避けた方が安心して歩けます。また、コースの所々に秋吉台に関するクイズが記されたパネルが設置されているので、楽しみながら歩くことができました。隣接の秋吉台科学博物館で答え合わせができるそうなので併せてぜひ訪れてみてください。
 秋の秋吉台は春夏とは違う景色で、いろいろな草花とともにすすきがたくさんあり台地が白く見えました。夕方にかけてのウォーキングだったので、コースの途中で見たすすきと夕陽に包まれた秋吉台は、思わず写真に収めたくなるとても素敵な景色でした。
 四季折々、様々な姿を見せてくれる秋吉台。(一社)美祢市観光協会のトレッキングマップでは、今回のコースの他にも様々なコースが紹介されているので、体力に合わせて自然を堪能しながら仲間やご家族と一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
       
       
   

 

   

 

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