「トマト」
●特徴
トマトは、南米ペルー原産のナス科の野菜です。日本へは江戸時代鑑賞用として伝わり、食用トマトが栽培され始めたのは今から100年ほど前です。
おいしいトマトの選び方は、へたがイキイキして青くみずみずしいものが新鮮で、全体的に丸いものが、中まで実がしっかりつまっておいしいです。冷やし過ぎは、トマトが熟れるのを防ぎますが、完熟したら冷蔵庫で保存すると長持ちします。
たくさん手に入る時はピューレや水煮、ケチャップ等を作っておくと良いでしょう。またそのまま冷凍して使う時は、生食には向かないので、すりおろしてスープ等に使います。
●主な栄養成分(食材100g当たり)
「トマトが赤くなると医者が青くなる」という、ことわざがある程栄養満点のトマト。
ミネラルを多く含み、特に赤い色素のリコピンは、他のどの野菜よりも多く含まれます。リコピンは抗酸化能力が高く、ベータカロチンの2倍、ビタミンEの100倍です。抗ガン作用もあるといわれ、リコピンの血中濃度が高い人はガンの発生率が低いといわれています。
また、トマトに含まれるクエン酸やリンゴ酸には、胃の粘膜の炎症を抑える働きもあります。
ビタミンCがたいへん豊富で、トマト1個から1日の必要量の約40%を摂取できますが、きゅうりと一緒に調理すると、トマトの豊富なビタミンCが壊れるので、酢を加えて防ぎましょう。
【栄養価】食材100gあたり
・たんぱく質 0.7g
・脂質 0.1g
・炭水化物 4.7g
・カリウム 210mg
・鉄 0.2mg
・カロテン 540μg
・ビタミンB1 0.05mg
・ビタミンB2 0.02mg
・ビタミンC 15mg
・食物繊維 1.0g

意外にみそ味が合うって知ってました?ぜひおみそ汁に入れてみてください!
生のトマトもよいですが、便利なのがホール缶。常備しておけば、煮物やソースなどですぐ使えますよ。
細かく刻んだトマトとオレガノをいれるだけで、いつもの洋風スープがイタリアンな感じに仕上がります。いろいろな野菜をたくさん入れれば、まとめて野菜が食べられます!
トマトは冷凍しておくと、使う時水につけるだけで、皮がツルっとむけて便利だそうです。野菜ソムリエの先生に教えていただきました!生食には向きませんが、煮物等で重宝します。
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