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伊藤公記念公園・神社コース(光市)

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伊藤公記念公園・神社コース(光市)          取材日:2022年4月5日

■知っ得情報!
 ・駐車場: 伊藤公記念公園駐車場
 ・トイレ: 伊藤公記念公園駐車場そば
 ・所在地 : 光市束荷
 ・距離: 往復3.2km(初級コース)
 

 健康やまぐちサポートステーションのウォーキング・ジョギングマップに掲載されている「伊藤公記念公園・神社コース」を当センター職員が歩きました。
 「ウォーキング・ジョギングマップ」では、初級・中級・上級の計3コースが紹介してありますが、今回は一番短い初級コースを選択し、明治政府の中心人物として活躍した伊藤博文の生誕地である「束荷(つかり)」を歩きます。

 

   
   
    
   

 

●伊藤公記念公園・神社コース●

 スタート地点の「伊藤公記念公園」は、大きな看板も設置されており、すぐに見つけることができました。駐車場は大きな「旧千円札」が目印です。
 車を停めて、マップを片手に出発です。歩道が広いので歩きやすかったですよ!
 しばらく歩くと、信号機のある交差点(樋ノ口交差点)があります。信号待ちをしていると、すぐそばに「一里塚」と思われる石の標識が目に入りました。風雨にさらされ、かなり字が薄くなって見えにくいのですが、「東 田布施へ二里半 柳井へ四里 岩國へ七里」と表示されているようでした。
 大きな通りのそばに旅行者の目印として設置された一里塚。当時の旅人たちは、これを目安に歩いていたのでしょうね。今では目印となる看板や建物等も多く、一定間隔ごとに標識も設置されている上、ナビゲーションシステムを使えばまったく知らない道でもスムーズに目的地までたどり着くことができ、その便利さをあらためて感じます。
 交差点を右に曲がると、目に入ってくるのが光市農業振興拠点施設「里の厨(くりや)」です。ここでは、地元産農林水産物の他、餅やパンなどの加工品が販売されています。ついつい寄り道したくなるところですが、横目に見ながら「束荷神社」を目指します。
 
 県道63号線を道なりにしばらく歩くと、信号機のある交差点(新市交差点)があります。そこから少し左手に入ると、束荷小学校の入り口付近に石碑が見えました。「三隅塾跡」と刻まれたこの石碑は、伊藤博文が幼少時に学んだ寺子屋跡だそうです。自然に囲まれたこの地が自由な発想を育くみ、世界を見据える目を育てたのでしょうか。
 元の道に戻り、しばらく歩いてガードパイプの手前を左に曲がります。(道路上に特に看板などの案内表示がありませんので、通り過ぎないように注意してくださいね。)
 

 

●束荷神社●

 少し進むと、大きな門柱が見え、かわいい表情の狛犬が迎えてくれました。奥には鳥居・参道が見えます。
 コースの折り返し地点となる束荷神社に到着です。せっかくなので私たちは、階段を上り参拝することにしました。
   

 

●ウォーキング後半~伊藤公記念公園へ~●

 参拝後、静かな本殿前で少し休憩して、伊藤公記念公園へ向けてウォーキング後半のスタートです。
 歩いて来た道を新市交差点まで戻り、進行方向に向かって左の脇道に入ります。左右に道が分かれているところがいくつかありますが、右へ進んでいきます。わりと交通量の多い道路そばの歩道を歩く前半とは違い、のどかな田園風景を眺めながらのウォーキングです。(歩いていると、どこからか野生のキジの鳴き声が聞こえてきました。)
 道沿いに咲く花に春の訪れを感じながらしばらく進み、車を停めた駐車場が見えてきたら、ゴールは目前です!
 

 

●伊藤公記念公園●

 駐車場の横に設置された休憩場で水分補給・トイレを済ませ、せっかくなので、伊藤公記念公園を散策して帰ることにしました。(伊藤公記念公園は、駐車場を背に道路を横断して左方向に進んですぐのところにあります。)
 園内には、旧伊藤博文邸や資料館、生家等が配されており、遊歩道が整備された「伊藤公の森」もあります。取材に訪れたこの日は、「伊藤公の森」の桜が満開でとてもきれいでした。
 
 公園入口には光市内の観光案内図が設置されているので、少し足をのばして周辺を観光したいという方はご利用ください。
   

 

● 取 材 後 記●

 今回歩いたコースは、初級コースということもあり比較的平坦な道で距離も約3.2kmと短めでしたが、伊藤公記念公園内の散策とあわせると満足できるコースだと思います。“自然”と“歴史”を感じながら、歩いてみてはいかがですか?
 もっと長い距離を歩きたい!という方は、体調に合わせて、中級コース(9.0㎞)や上級コース(12.2㎞)にチャレンジされるのも良いかもしれません。
 
                                        

 

   

 

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